ウレタン防水とは

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もっともポピュラーでありながら、もっとも奥深く、もっとも注意が必要な防水工法。
それが、ウレタン防水です。

ウレタン防水は、どんな人に向いている?

ウレタン防水が向いているのは、ずばり、決断力のある人です。
ウレタン防水は、複雑な建物にも施工できる上、費用を安く抑えることができます。
まさに、オールマイティな工法で、最近の主流の防水ですので、職人やできる業者の数も多いです。
であれば、どんな人にも向いているように思うかもしれませんが、大きな落とし穴があります。

まず、できる業者が多いということは、それだけトラブルが多いのもこの工法です。
「ウレタン防水工事」だと言っておきながら、実際はトップコート塗り替えだけの工事だった、
なんてケースもザラです。悪徳業者も大変多く、引っかかってしまうと悲惨です。

職人さんに聞いたのですが、防水の厚み、硬さなど計算しながらその日にベストなものを塗っているそうです。
また、勾配も気にしながら、防水加工しているとのこと。
最もポピュラーでありながら、一番奥深いのがウレタン防水です。

また、安い工法~高い工法まで、工法や保証が大変豊富で、金額の幅がありますので、
ウレタン防水の中でも、どの工法・保証が最適なのか、迷います。
*同じ業者であっても、1平米あたりの単価が4000円~6500円と大きく異なります。
*保証期間も、1年~10年まであるそうです。

つまり、業者選びで迷い、工法でも迷い、保証期間でも迷い…。
選択回数が多いのが、ウレタン防水の特徴ですので、優柔不断なところがあると自覚のある方は
覚悟を決めて、決断していきましょう。

ウレタン防水のデメリットは?

トップコートの塗り直しが必ず必要です。6年~8年に1回はメンテナンスをしなければいけません。

シート系の防水(アスファルトや塩ビシート)とは相性が悪く、
既存防水の状態が悪いと撤去してからでないと、防水工事ができません。
余計な費用がかかってしまうというわけですね。

先にも書きましたが、工法が多いため、値段を重視して選んだら雨漏りに向いていない
工法を選択してしまっていた、なんてこともあります。

ウレタン防水自体は軽いのですが、物置を置いたり、頻繁に歩行する屋上にはあまり向いていません。
まったく歩けない、というわけではないのですが、防水が傷みやすくなります。

とはいえ、どんな複雑な地形でも防水加工できるのがウレタン防水です。
種類としては、ウレタン防水を選択しておくのは、正しい選択です。

ウレタン防水を採用したオーナーが気をつけるべき点

塗膜系の防水ですので、匂いがあります。*FRP防水よりはマシだそうですが。
また、既存の防水を撤去する時に状態が悪いと、振動することがあります。
住居者さんに、きちんと周知しておきましょう。

ウレタン防水まとめ

・どんな地形の建物にも施工できる、もっともポピュラーでオールマイティな防水
・6年~8年毎にトップコート塗り直しが必要
・業者・工法・保証と決断が多いため迷いやすい
・業者選びで失敗すると悲惨なので、特に慎重になる必要がある

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