FRP防水とは

防水工事の基礎知識 ウレタン防水 シート防水
FRP防水 アスファルト防水

ウレタンと同じ塗膜系防水でありながら、特徴は大違い。
それがFRP防水です。

FRP防水は、どんな人に向いている?

FRP防水が向いている人というのは、ずばりありません。
ただし、少なくとも主流の工法は屋上にFRP防水は向いていないと私は考えます。
*屋上防水に、FRP防水だけを勧める業者は要注意です!

FRP防水が屋上に向いていない理由(FRP防水のデメリット)

1.ガラスマット繊維があちこちに飛散する
FRP防水は、ガラスマットを使用しますが、その繊維が、工事中あちこちに飛散します。
飛散した繊維が結構やっかりで、衣類につくと取れにくく、着るとチクチクするそうです。
当然、近所とのトラブルになりやすいですね。
飛散を防ぐ方法も、屋上では難しいように思います。屋上は平米も広いですし、囲う物がありません。
養生しにくいですね。
*最近は、FRP防水でもガラスマットが飛散しないタイプも出ているようです。

2.仕上がりが硬い
FRP防水はガラス繊維を引く工法なので「仕上がりが硬い」です。
伸縮性があまりなたいため、地震にあまり強くありません。
ガラスコップに伸縮性は、確かにありませんね。

3.雨漏りに向いていない防水工事である
FRP防水は、基本的には密着工法が多いため、雨漏りしている建物に向いていません。
*密着工法というのは、既存防水に溜まった雨水を逃す工法ではない、ということです。

屋上防水は「雨漏りしてから工事をする」という人も少なくないはず。
そういった意味でも、屋上防水にFRP防水を採用するなら、
同じ塗膜系で値段が安いウレタン防水(絶縁工法)を採用するのが通常の選択になるかと思います。

4.ウレタン防水より伸びが悪い&トップコートの塗り直しが必要
FRP防水は、ウレタン防水よりも伸びも悪いそうです。また、匂いもウレタン防水よりもあります。
塗膜系防水ですから、定期的なメンテナンスも必要で、5年~8年に一度はトップコートの塗り直しが推奨されています。
*この時は、ガラス繊維の飛散はなありません。

FRP防水が向いている施工場所

悪いことばかりに思えるFRP防水ですが、採用されている箇所があります。
それは「ベランダ」「バルコニー」です。
FRP防水にも、もちろんメリットがあります。防水の中でも非常に軽いことや歩行用として向いています。
そのメリットから、ベランダ防水の8割がFRP防水だと言われています。
ベランダは、洗濯物を干したりゴミの一時保管場所にしたり、植物の世話をしたりと、何かと外に出る機会が多い場所。
ウレタン防水は歩行用としてはあまり向いていないので、ベランダには、FRP防水が採用されるというわけですね。

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FRP防水を採用したオーナーが気をつけるべき点

デメリットで説明した、ガラス樹脂の飛散と強烈な匂いでしょうか。
ベランダではFRP防水を採用することが多いと思いますので、
工事中はベランダを開放したり洗濯物をしないよう
重々言っておいた方が、後々のクレームは少なくなります。
*工期は3日ほどです。

FRP防水まとめ

防水の種類 FRP防水 ウレタン防水
歩行用 向いている 向いていない
雨漏り 不向き 絶縁工法なら◎
重さ とても軽い 軽い
匂い とても有り やや有り
ガラス樹脂の飛散 有り 無し
メンテナンス トップコートが必要 トップコートが必要
地震 弱い 強い
向いている場所 ベランダ 屋上
費用 9000円~ 7500円~

屋上の防水工事を希望しているなら、FRP防水よりも、同じ塗膜系のウレタン防水の採用しましょう。
また、ウレタン防水の中でもメーカーの特徴や工法があります。
一度、防水の専門家にみてもらい適切な工法を提案してもらうことをオススメします。

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